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屋根リフォーム

屋根リフォームの必要性
ふだんは目に入りにくく、劣化が進んでも見落とすことが多い屋根。
しかし紫外線や熱・風雨を直接受けるため、傷みやすい場所でもあります。屋根が古くなり傷み始めると雨が家の中に入り込み、家の骨組みをカビや腐れで駄目にしかねません。雨漏りの原因になることもあります。定期的に点検をして、屋根の異常を早めに見つけましょう。
点検といっても、一般の方が屋根に登るのは危険ですので、下から見上げたり、ご近所のお宅にあがらせてもらったりするなどして、分かる範囲でチェックをしてみましょう。その際の点検ポイントは、屋根材の種類によって異なりますが、瓦の場合はズレ、割れ、こけがないか、その他の屋根材では色あせ、色落ち、さび、浮きなどを見ましょう。
早めの屋根リフォームは、家を長持ちさせることにつながります。
屋根の点検について
屋根の点検は3年に一度は専門家に頼んで行うとよいでしょう。
屋根材によっては、金属屋根のように3年に1回は塗料を塗り変えないと、本来の機能を維持できないケースがあります。
たくさんある屋根材の中で、最も手のかからない(メンテナンス・フリー)といわれる瓦でも、専門家が見れば、微妙な瓦ズレやヒビなどを発見することがあります。
当社は全国瓦工業連盟の 瓦屋根診断技士という専門資格を持っていますので、安心してご依頼下さい。
屋根リフォームの種類
塗り替え(塗装)

屋根材に塗料を塗布する最も手軽なリフォームです。屋根の基礎部分である下地が、それほど傷んでいない場合に行います。日本瓦の場合は塗り替えの必要はありません。


重ねぶき(カバー工法)

既存の屋根に新しい屋根材をかぶせる工法で、下地がそれほど傷んでいないけれど屋根材の傷みが激しい場合に有効です。ふき替えと比べると工期も短く、廃材も出ないので費用を抑えることができます。屋根が2重になるので、遮音性や断熱性もアップし、外観も一変します。


ふき替え

屋根材や下地などを全面的に一新するリフォームのことを言います。既存の屋根をすべて撤去して、防水加工もし直して新しいものに取り替えるので、どのような屋根材でも対応でき、換気棟の取付も可能です。また屋根の重量を軽減できるリフォームでもあります。建物の耐久性も大幅に向上します。


補修工事

瓦のズレや浮き、割れた部分を交換して直したり、瓦の留め付けを強くしたりします。、雨漏りの原因を調べて直したり、棟の瓦の一部を外して交換する工事、瓦の接合部の漆喰やモルタルがくずれ下の土が見えている場合も補修工事の対象になります。スレートなどの場合は、変色した部分のみを塗り直すなどの工事も含みます。

屋根材について
瓦屋根
瓦屋根施工例

天然の粘土を使った焼きものの屋根材の「粘土瓦」とセメントと砂を原料にした「セメント瓦」が有ります。
粘土瓦は耐久性が抜群で、塗り替えを行うことなく50〜100年は十分に使うことができます(下地のメンテナンスや補修は必要です)。表面に釉薬(うわぐすり)を塗った「陶器瓦」、焼成方法によって発色させる「いぶし瓦」、ナチュラルな朱色が特長の「素焼瓦」などがあります。
「セメント瓦」は「コンクリート瓦」とも言われ、「モニエル瓦(洋瓦)」という種類も含まれます。「和瓦」のような厚みもあり、重厚感があります。表面を塗装して使うため、長期間の使用により色落ちや変色があり、定期的に塗り替えを行うと美しさを保てます。


金属
金属施工例

鋼板・カラー鉄板などの種類があり、加工しやすく施工性がよいことから複雑な屋根形状が出来て、葺き方のバリエーションが多いことが特長です。金属屋根と言えば「トタン(鋼板に亜鉛メッキを施したもの)」や「銅板」が代表的でしたが、近年は「ガルバリウム鋼板」という、アルミニウム・亜鉛合金メッキ鋼板が注目されていて、トタンに比べて数倍の耐久性を持っていて、モダンなデザイン性があります。